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【例文あり】旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方は? トラブルにならない欠席理由も紹介

【必読】旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方は? トラブルにならない欠席理由も紹介

旅行で小学校・中学校を休ませたいけど…連絡帳にどう書けばよいか迷いますよね。

「トラブルにならない書き方をしたい」「旅行で子どもを休ませるなんて、先生に不信感を持たれないか心配」と考える方も多いと思います。

この記事では、欠席理由別の例文を紹介しているので、マネをするだけでスムーズに連絡帳が書けますよ。

記事の中では、理由を正直に伝えるか曖昧にするか、どちらがトラブルになる可能性が少ないかも紹介しています。

休み明けの学校生活を問題なく過ごしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方で注意するポイントは2つ

旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方で注意するポイントは2つ

旅行で学校を数日間休む場合、あらかじめ先生に連絡帳で伝えることはとても丁寧な対応です。

しかし、2つの注意点を確認してから書かないと、思わぬトラブルに発展することもあるでしょう…

連絡帳を書く前に確認するべきことは次の2つです。

それぞれの注意点について、次項以降で詳しく解説します。

注意点1:連絡帳を書くタイミングに気を付ける

注意点1:連絡帳を書くタイミングに気を付ける

学校とスムーズなやりとりをするためには、旅行の1~2週間前と直前の2回、連絡帳で知らせることが理想的です。

1~2週間前に旅行の計画を伝えることで、担任の先生や学校側も子どもの欠席に備えて準備ができます。

2人1組になって行うペア学習、子ども一人ひとりに役割のある合唱や劇の練習など、調整が必要な授業がある場合は特に余裕を持って伝える必要があるでしょう。

さらに、旅行直前にも再度お休みすると伝えることで情報の伝達ミスを防ぐことができます。

先生が欠席日を間違えて覚えていたり、忘れていたりすることもあるかもしれません…

直前に再度連絡することで、正確な情報が先生に伝わりやすくなり、休む間の対応がよりスムーズになることが期待できます。

注意点2:休み明けの学校生活で困らない内容にする

注意点2:連絡帳に必ず書くべき内容は5つ

子どもが休み明けの学校生活で困らないために、連絡帳に必ず書くべき内容は次の5つです。

この5つを漏らさず書くことで、登校をスムーズに再開できる上、旅行中のトラブルにも対応できるようになります。

それぞれについて、詳しく解説しますね。

お休みする理由

連絡帳にお休みする理由が書かれていないと、心配した先生から「何かありましたか?」と聞かれることがあります。

休む理由を聞かれると答え辛くなるため、初めから理由を伝えておくと良いでしょう。

理由は、旅行と正直に伝える、家庭の事情と曖昧に伝える、この2つから選ぶことがオススメです。

間違っても仮病を使うことはやめてください。

病気を理由に学校を休むと、先生から定期的に「体調どうですか?」「いつくらいから登校できそうですか?」と電話があるかもしれません。

また、休み明けに体調を聞かれた場合、子どもにも嘘をつかせることになってしまうでしょう…

お休みの期間

連絡帳にはお休みの期間を具体的に書くようにしてください。

「数日間」といった曖昧な表現をされると、学校側はスケジュールの調整ができません。

「○月○日から○月○日までお休みさせていただきます」と始まりと終わりの日程をハッキリ書くことで、授業や宿題の調整を行いやすくなります。

正確な情報を伝えることで、先生の負担が減り、お休みを受け入れてもらいやすくなるでしょう。

休み中の配布物や提出物について

休み中に配布、提出が予定されている学習プリントがある場合は、休み前に渡して欲しいとお願いすると良いでしょう。

学校を欠席することで、どうしても学習の遅れは発生してしまいます…

休み中にクラスメイトがどんな学習を進めるのか分かっていれば、旅行前や旅行中に家庭でフォローすることができるでしょう。

授業と同じ内容を家庭学習として進めておけば、「休み明けの授業が分からない…」なんて心配もなくなりますよ。

休み明けの持ち物や時間割について

休み明けの持ち物や時間割を前もって確認しておくことも重要です。

「休み明け初日、折り紙と空き箱が必要だったのに持たせてあげられなかった…」なんてことがあると、子どもの活動に支障をきたしてしまいます。

忘れ物を気にする子どもだった場合、相当なストレスにもなるでしょう…

持ち物以外にも、特別授業があって服装が指定されている、テストがあるという可能性もあります。

子どもがスムーズに学校生活に戻れるよう、休み明けに必要な物や予定を確認しておくようにしましょう。

旅行中の緊急連絡先

旅行中にトラブルが起これば、学校と連絡を取り合う必要が生じるかもしれません。

考えたくはないですが…飛行機の欠航で帰れないとなった場合は、状況や登校再開の予定日など学校と連絡を取り合うことになります。

急なトラブルに備えて、緊急連絡先として家族の携帯番号を書いておくと良いでしょう。

可能であれば、同行する数名の携帯番号、滞在先のホテル名と電話番号も書いておくことで、連絡がつかない状況を避けることができます。

ここまで配慮することにより、旅行中のトラブルを最小限に抑えるだけでなく、学校とも良好な関係を築くことができるでしょう。

みと

特に海外旅行の場合は、緊急連絡先があると安心ですね!

<例文>旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方を紹介

<例文>旅行で学校を休み時の連絡帳の書き方を紹介

旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方を理由別に紹介していきます。

<お休み理由別>連絡帳の書き方

それぞれの例文は次のとおりです。

理由を「旅行」と伝える

休む理由を「旅行」とハッキリ伝える場合の書き方を紹介します。

まず、旅行1~2週間前にお休みする予定があることを伝えておきます。

お世話になっております。

○月○日から○月○日まで、家族旅行のためお休みさせていただく予定です。

お手数をおかけしますが、休み中に配布・提出予定のプリントがありましたら、旅行前にお渡しいただけますと助かります。

また、休み明けの持ち物や時間割の変更などがある場合は、事前にお知らせいただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

次に、旅行が近づいてきたら、確認も兼ねて詳細を連絡しましょう。

お世話になっております。

以前お伝えしましたが、○月○日から○月○日まで家族旅行でお休みさせていただきます。

旅行先や緊急連絡先は次のとおりです。

  • 旅行先:〇〇県〇〇市(宿泊先 〇〇ホテル)
  • 緊急連絡先:母の携帯電話 090-1234-5678、父の携帯電話 080-1111-2222

休み明けに必要な持ち物や時間割の変更がございましたらお教えいただけますと有難いです。

引き続きご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

理由を「家庭の事情」と曖昧に伝える

休む理由を「家庭の事情」と曖昧に伝える場合の書き方を紹介します。

まず、旅行1~2週間前にお休みする予定があることを伝えましょう。

お世話になっております。

○月○日から○月○日まで、家庭の事情によりお休みさせていただく予定です。

お手数をおかけしますが、休み中に配布・提出予定のプリントがありましたら、休み前にお渡しいただけますと助かります。

また、休み明けの持ち物や時間割の変更などがある場合は、事前にお知らせいただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

次に、旅行が近づいてきたら、確認も兼ねて再度お知らせをすると親切です。

お世話になっております。

以前お伝えしましたが、○月○日から○月○日まで家庭の事情でお休みさせていただきます。

お休み中の緊急連絡先は次のとおりです。

  • 母の携帯番号:090-1234-5678
  • 父の携帯番号:080-1111-2222

休み明けに必要な持ち物や時間割の変更がございましたらお教えいただけますと有難いです。

引き続きご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

みと

どの理由を選ぶか迷っている方は、次章を参考にしてくださいね!

旅行で学校を休む…トラブルにならない欠席理由の言い方は?

旅行で学校を休む…トラブルにならない欠席理由の言い方は?

欠席理由を旅行とハッキリ伝えるか、家庭の事情と曖昧に伝えるか…どちらがトラブルになる可能性が低いのか、気になりますよね。

私は、普段の先生との関係やクラスの雰囲気で決めると失敗する可能性が低いと考えます。

それぞれの理由で休んだ場合に起こりうることは次のとおりです。

旅行と伝えた場合
  • 子どもが気軽に学校で話題にできる
  • 休み明けの準備について、具体的に相談できる
  • 旅行で休むことが児童や保護者間でウワサになることがある
  • 旅行で休むことに否定的な意見を持つ人もいる
家庭の事情と伝えた場合
  • プライベートな予定を話さなくて済む
  • ウワサになったり、否定的な意見を持たれたりする可能性が低い
  • 理由が曖昧な分、誤解が生じやすい
  • 後から具体的な理由を説明する必要が生じた時の負担が大きい

子どもが学校で旅行について話しそう、先生は理解してくれそうという場合は、旅行とハッキリ伝えると良いでしょう。

子ども自身が旅行で休むことに不安を感じている場合は、家庭の事情と曖昧に伝えた方が休み明けに登校しやすくなります。

学校で過ごす時間が長い子どもの立場から、どのように伝えると休み明けの生活がしやすいのかを考えて理由を決めてくださいね。

どうしても曖昧な理由を伝えて学校を休みたいけど周囲の目が気になる方は、家の用事で学校を休む時の連絡帳の書き方を紹介した記事もご覧ください。

家の用事の具体例、もっと丁寧に理由を言い換える方法、後で具体的に理由を尋ねられる可能性について解説しているので、モヤモヤした気持ちが少しはラクになれますよ。

周囲の目が気になる人は必見! 学校を旅行で休む制度がある

周囲の目が気になる人は必見! 学校を旅行で休む制度がある

学校を旅行で休むことに不安を感じる人も多いでしょう。

しかし、近年では『ラーケーション(旅行で学校を休む)』という制度を導入する自治体が増えています。

例えば、愛知県では2023年から公立学校で年間3日まで、保護者の休暇に合わせて平日に学校を休むことが認められる仕組みを採用しました。

茨城県山口県(家族でやま学の日)熊本県(くまなびの日)などでも同様の取り組みが進められています。

この制度では、家族旅行で歴史的観光地や自然豊かな場所を訪れて、教室では得られない学習をすることが目的です。

ラーケーション制度を取り入れようとする自治体が増えていることから、今後、旅行で学校を休む家庭が増えていくでしょう。

まだラーケーションを取り入れていない自治体に住んでいる人も、旅行で学校を休むことに後ろめたさを感じる必要はなさそうですね。

旅行で学校を休むのはアリなの…? メリットとデメリットを調査

旅行で学校を休むのはアリなの…? メリットとデメリットを調査

「旅行で学校を休むことはアリなのか? ナシなのか?」気になっている人も少なくないでしょう。

結論は、メリットとデメリットから考えると分かりやすいです。

メリット
  • 家族と一緒に過ごす時間が増える
  • 学校ではできない経験ができる
  • 料金が安い
  • 混まない
  • リフレッシュできる
デメリット
  • 勉強の遅れが生じる
  • 周囲の目が気になる
  • 一部、否定的な人もいる

特に気になるのは、周囲の目や否定的な人の意見ではないでしょうか。

しかし、前述したとおり『ラーケーション』という制度を取り入れる自治体が増えている状況であり、世間は家族旅行で学校を休むことに肯定的です。

このような社会の動きを考えると、周囲の目や否定的な意見は気にする必要はありません。

我が子自身が旅行で学校を休むことに否定的ではなく、家庭で勉強のフォローができるなら、学校を休んで旅行へ行くことは問題ないと言えるでしょう。

旅行で学校を休む時に気を付けることは? トラブル防止の対策を紹介

旅行で学校を休む時に気を付けることは? トラブル防止の対策を紹介

旅行で学校を休むこと自体は、世間の動きは肯定的であることが分かりました。

しかし、旅行前後の周囲への配慮が足りなかったためにトラブルに発展するケースは少なからずあるでしょう…

思わぬトラブルに巻き込まれることを防ぐため、旅行で学校を休ませる時は以下のことに注意してください。

旅行で学校を休む時に気を付けること
  • 勉強のフォローは家庭で行う
  • 登校班へ欠席の連絡を忘れずに行う
  • 理由の伝え方を子どもと相談しておく

旅行中の勉強の遅れは、家庭で対応することが原則です。

間違っても先生に「昼休みや放課後に個別指導して欲しい」と頼むことはないようにしましょう。

登校班がある場合は、休み期間を明確に伝えておく必要があります。

全員が揃わないと出発できないというルールになっている場合もあるため、連絡がないと迷惑をかけてしまうでしょう。

また、欠席理由の言い方を子どもと合わせておく必要もあります。

保護者が「家庭の事情」と話しているのに子どもが学校で「旅行に行った」と話していたら、気まずいですよね…

今後の関係を良好に保つためにも、欠席理由は子どもと同じになるよう工夫しましょう。

<まとめ>旅行で学校を休む時は、タイミングと内容に気を付けて連絡帳を書けばトラブルを回避できる

<まとめ>旅行で学校を休む時は、タイミングと内容に気を付けて連絡帳を書けばトラブルを回避できる

この記事では、旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方を紹介しました。

連絡帳の文章には、欠席期間や緊急連絡先など、先生が対応する際に必要な情報を漏れなく書く必要があります。

また、連絡帳を提出するタイミングが早すぎても遅すぎてもスムーズに対応できないため、旅行の1~2週間前と直前の2回、先生に知らせてください。

必要事項が確実に先生に伝わっていることで、休み中に迷惑をかけることが少なくなる上、休み明けに我が子が学校で困る事態を防ぐことができるでしょう。

トラブルを回避して楽しい旅行にしたい方は、ぜひ実践してみてくださいね。

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