1歳児の保育園の連絡帳、何を書いたら良いか困りますよね。
書きたいことがあっても、上手く伝えられる文章が思いつかないという方も多いでしょう。
この記事では、1歳児の保育園の連絡帳に使える例文を紹介します。
また、1歳になったばかりの子や発達が早い子に向けて、0歳児と2歳児の例文も合わせて紹介しています。
全部で23種類の記入例を作成しました。
子どもの状態に合わせて、マネするだけでスムーズに連絡帳が書けますよ。
記事の中では、年齢に関わらず使えるネタも紹介しています。
連絡帳に書くことがない…と頭を抱える毎日から脱出したい人は、ぜひ最後までご覧くださいね。
1歳児の保育園の連絡帳に書いてはいけないことは? 気をつけることを紹介
連絡帳に書くことがなくて悩んでいると、思いついたネタは何でも使いたくなりますよね…
しかし、ネタ選びや書き方を間違えると、先生を困らせてしまうことになります。
連絡帳を書く前に、書いてはいけないこと、気をつけることをチェックしておくと安心でしょう。
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
1.要望やクレームは書かない
保育園の連絡帳に要望やクレームを書くことはやめましょう。
連絡帳は文字だけでのやり取りが中心となるため、意図した内容が伝わらず誤解を招く可能性があります。
特に感情的な表現や曖昧な言葉は、受け取る側の捉え方次第で意図と異なるニュアンスで伝わることがあるため注意が必要です。
どうしても要望やクレームを伝えたい場合は、「後日お電話します」と一言添えておくのが適切な方法です。
保育士との直接的なコミュニケーションの場を設け、内容を正確に伝えやすくなります。
先生との良好な関係を築くためにも、ネガティブな内容は慎重に扱い、適切な手段で伝えるよう心がけましょう。
2.長文は書かない
保育園の連絡帳は、できるだけ短い文章で記載することが大切です。
保育士は多くの子どもたちを見守りながら、短時間で多くの情報を処理しています。
長文を書くと読み手の負担が増え、重要なポイントが埋もれてしまう恐れがあります。
伝えたい内容を1〜2文でまとめることを心がけましょう。
どうしても長くなる場合は、箇条書きを活用すると見やすくなるでしょう。
保育園とのスムーズな連携を図るためには、簡潔さを意識した文章が欠かせません。
相手の時間を配慮しつつ、必要な情報を的確に伝えるよう工夫しましょう。
<例文>1歳児の保育園 連絡帳の書き方を紹介
1歳は、できることが目に見えて増える、成長が著しい時期です。
家庭で見られた子どもの成長の様子を連絡帳に書くと、話題は尽きないでしょう。
1歳児の子どもによく見られる発達の様子は次のとおりです。
子どもの成長に合わせて連絡帳の文章を書けば、子どもの様子をより詳しく先生へ伝えることができ、日々の保育に役立ててもらえるでしょう。
テンプレートとして、そのまま使える例文を作成したため、ぜひ活用してくださいね。
1.一人歩きができる
子どもが歩き始めた時に使える例文を紹介します。
昨日、○○(子どもの名前)がついに一人で歩き始めました。
まだ2~3歩ですが、何度も挑戦する姿に成長を感じました。
家族みんなで喜び、○○もとっても嬉しそうでした。
第一歩が出た時、2~3歩進んだ時など、子どもの状態に合わせて文章を変えて活用してくださいね。
2.上下8本の歯が生えそろう
前歯の上下8本が生えそろい始める時期でもあります。
新しい歯が生えてきたことや歯磨きの様子などを連絡帳のネタにできますよ。
○○(子どもの名前)の上下8本の歯がすべて生えそろいました。
成長がうれしい一方で、歯みがきの時間になると暴れてしまい、なかなかうまく磨けず苦労しています。
虫歯を予防するためにも、親としてしっかりケアを続けていきたいと思います。
3.簡単な指示の理解ができる
「どうぞ」「ちょうだい」など、簡単な指示を理解して行動できるようになる時期でもあります。
子どもとのやりとりを連絡帳のネタとして書くことができますよ。
昨日、○○(子どもの名前)とおままごとをしていた際、「ちょうだい」と声をかけると、手に持っていたにんじんのおもちゃを渡してくれました。
簡単な指示を理解して動けるようになり、成長を感じました。
保育園でもこうしたやり取りが増えるといいなと楽しみにしています。
4.単語を話す
1歳になると、「まんま」「ぶーぶ」などの単語を話し始める子が多いです。
初めて話した時、話す言葉が増えた時、連絡帳で話題にすることができますね。
今日、○○(子どもの名前)が初めて「ママ」と呼んでくれました。
思わず感動して抱きしめてしまい、家族みんなで喜びを分かち合いました。
これから少しずつ話す言葉が増えていくのかと思うと、成長がとても楽しみです。
5.物を並べることが好き
1歳児は、ミニカーやぬいぐるみなど物を並べる遊びを好む時期でもあります。
我が子は、おままごとの食材がズラーっと並んでいました。
「今日は何を並べていた」など、毎日の様子を連絡帳に書くことができますよ。
昨日、○○(子どもの名前)が家でおままごとをしている様子を見てみると、なす、にんじん、大根などの食材をきれいに並べて遊んでいました。
集中して丁寧に並べる姿が印象的で、楽しそうに遊んでいる様子に成長を感じました。
保育園でも同じような遊びをしているのか気になります。
6.スプーンやコップを使う
手先が器用になり、スプーンやフォーク、コップを使う子が出てきます。
「変な持ち方だけど使えていた」「今日は正しい持ち方で使えた」など、日々の変化を連絡帳のネタにできますね。
昨日、○○(子どもの名前)が初めてスプーンを持って自分で食べることに挑戦しました。
まだ少しこぼしてしまうものの、一生懸命に食べようとする姿がとても愛らしかったです。
これから少しずつ上手になっていくのが楽しみです。
7.お絵描きをし始める
クレヨンを持って、紙になぐり書きを始めるのも1歳児頃です。
グルグルと渦巻のような円を書いたり、線を書く子もいます。
「何色を使うことが多い」など、子どもの好みも合わせて話題にすると、内容が広がりますよ。
昨日、○○(子どもの名前)がクレヨンでお絵描きを楽しんでいました。
ピンク色を特に気に入っているようで、たくさん使いながらグルグルと渦巻を描いていました。
集中して描く姿が印象的で、作品を見せながらうれしそうにしていました。
8.お友達に興味を持つ
周囲の子に興味を持って、同じ場所で遊び始めたり、おもちゃを取り合ったりするもの1歳児頃です。
見守る親としては大変な時期ですね…
支援センターや児童館でのやりとりを話題にして、保育園での様子を先生に聞いてみるのも良いでしょう。
週末、児童館で遊んだ際、○○(子どもの名前)がお友達の持っているおもちゃに興味を持ち、取り合いになる場面がありました。
お友達に関心を持つ姿に成長を感じつつも、対応が難しく悩んでいます。
保育園でも似たような様子がある場合、どのように接しているか教えていただけるとうれしいです。
9.なんでも自分でやりたがる
1歳になると、なんでも「自分で!」と言い始める子も増えてきます。
「今日はこんなことを自分でやりたがった」など、家庭での様子を話題にすると良いでしょう。
昨日、お風呂上がりに洋服を着せようとすると、「自分で!」と意思を示し、一生懸命袖を通そうとしていました。
少し手助けが必要な場面もありましたが、自分でやりたいという気持ちが強くなってきたことに成長を感じています。
保育園でも同じような様子があれば、教えていただけると嬉しいです。
10.階段の上り下りをする
まだスムーズには登れませんが、ゆっくりと階段の上り下りを始める子も出てきます。
どんどん目が離せなくなっていく時期ですね…
活発に動き回る様子を連絡帳のネタにすると良いでしょう。
昨日、○○(子どもの名前)が手すりをしっかり握りながら、ゆっくりと階段を上ることができました。
一段ずつ慎重に足を運びながらも、自分で挑戦する姿勢が印象的でした。
途中で少しバランスを崩しそうになる場面もありましたが、落ち着いて手すりを使いながら最後まで上り切ることができました。
1歳になったばかりの子も使える! 0歳児の例文を紹介
9~12ヶ月程度の0歳児によく見られる発達の様子は次のとおりです。
それぞれの例文を紹介します。
そのままテンプレートとして使うこともできるため、ぜひ活用してくださいね。
1.つかまり立ちをする
0歳後半になるとつかまり立ちをする子が増えてきます。
我が子は机でつかまり立ちをして、上に置いてあるペットボトルを叩き落すのが大好きでした。
つかまり立ちをした後に何をしているのかも連絡帳に書くと話題が広がりますね。
最近、○○(子どもの名前)のつかまり立ちがとても上手になりました。
特にお気に入りの遊びは、机でつかまり立ちをしながら、上に置いてあるペットボトルを手で叩いて落とすことです。
何度も繰り返して楽しそうにしており、笑顔があふれる姿に成長を感じています。
2.手押し車を使って歩く
手押し車を使ってつかまり立ちをして、そのまま2~3歩進んでいく子もいるでしょう。
手押し車が動いて驚いている様子など、微笑ましい姿を先生に連絡帳で伝えるのも良いですね。
昨日、○○(子どもの名前)が手押し車につかまりながら、2~3歩進むことができました。
手押し車が動くと少し驚いたような表情を見せ、それでも楽しそうに挑戦している姿がとてもかわいらしかったです。
歩くたびに自信がついている様子が見られ、成長を感じる瞬間でした。
3.指先を上手に使う
2~3本の指を使って小さい物を持ったり、絵本のページをめくったりするのもこの時期です。
床に落ちている小さい物を拾って口に入れるので、危険な時期でもありますね…
事故を防ぐ意味でも、先生に「小さい物を持てるようになった」と知らせておくと良いでしょう。
昨日、○○(子どもの名前)が床に落ちていたお兄ちゃんの小さなレゴブロックをつまんで持ち上げていました。
指先を器用に使えるようになった成長を実感し、とても驚きました。
小さいものを扱えるようになったのはうれしい反面、誤飲の危険性もあるため、遊ぶ環境をより注意深く整える必要があると感じています。
家族で見守りながら安心して成長できるよう工夫していきたいと思います。
4.喃語を話す
0歳児後半になると、「あーうー」という喃語が「ぱぱぱ」「ままま」などの意味のありそうなものに変わっていきます。
「もう少しでパパ・ママと呼べそう」など、保護者のワクワクする気持ちを連絡帳に書いてみても良いでしょう。
昨日、○○(子どもの名前)が「ままま」という喃語を発するようになりました。
「ママ」と呼んでくれる日もそう遠くないのではと思うと、期待で胸がいっぱいになります。
声を出すことがさらに楽しいと感じられるよう、たくさん話しかけていきたいと思います。
5.指差しをする
取って欲しいもの、気になる物を指さして「あーあー」と言う子も多いでしょう。
指差しをした事実だけでなく、何に興味を示したのかも連絡帳の話題にすることができますよ。
週末の散歩中、○○(子どもの名前)が空を指さして飛行機が飛んでいることを教えてくれました。
何かを見つけて伝えようとする姿に成長を感じ、コミュニケーションが少しずつ広がっているようでうれしかったです。
これからも興味を持ったものをたくさん教えてくれるのが楽しみです。
6.大人のマネをする
手をパチパチして拍手をする、バイバイをする、こんにちはとお辞儀をするなど、大人の行動をマネし始めるのもこの時期です。
名前を呼ばれて手を上げる子もいるでしょう。
子どもの行動を連絡帳のネタにすることができますね。
週末、児童館で先生に「こんにちは」と挨拶をした際、○○(子どもの名前)が私の動きを見て一緒にお辞儀をしていました。
大人の行動をしっかり観察して真似しようとする姿に成長を感じました。
これからも良いお手本を示しながら、たくさんの経験を共有していきたいと思います。
7.人見知り・後追いが激しくなる
「いつもと違う」が分かるようになり、人見知りや場所見知りをする子が増えてきます。
いつもそばにいるパパやママの近くが安心するため、後追いが激しくなる時期でもあります。
「後追いが大変で家事が進まない」などの悩みがあれば、連絡帳に書いても良いでしょう。
最近、○○(子どもの名前)の後追いがさらに激しくなり、トイレに入って少し姿が見えなくなるだけで泣いてしまうようになりました。
私がいなくなるのを嫌がる姿を愛おしく感じるとともに、自分の思い通りに動けず困る場面も増えてきました。
安心させる工夫が必要だと改めて感じています。
8.手遊び歌が好き
手遊び歌に興味を示す子が増えてきます。
YouTubeで手遊び歌を流して親子で楽しんでいるという方もいるでしょう。
家庭ではどんな遊びをしているのかを連絡帳の話題にすることもできますね。
最近、○○(子どもの名前)がYouTubeで「いとまき」の手遊び歌を流すと、とても楽しそうに手を動かして遊んでいます。
曲が流れるとすぐに手を叩き始める姿がかわいらしく、見ている私たちも楽しい気持ちになります。
保育園で気に入っている手遊びがあれば、家でも一緒に楽しみたいので教えていただけるとありがたいです。
発達が早い子の保護者へ! 2歳児の例文を紹介
2歳児の子どもによく見られる発達の様子は次のとおりです。
それぞれの例文を紹介します。
そのままテンプレートとして使うこともできるため、ぜひ活用してくださいね。
1.全身を使った動きが活発になる
2歳になると、走る、ジャンプをする、階段を上り下りするなど、全身を使った動きを活発にするようになります。
公園の遊具を楽しめるようになるのもこの頃でしょう。
「今日はどんな遊びをした」など、連絡帳の話題にできますよ。
週末、公園が大好きな○○(子どもの名前)を連れて家族で遊びに行きました。
広い芝生を元気よく走り回り、かけっこを楽しむ姿がとても印象的でした。
また、遊具にも挑戦し、一生懸命に上ろうとする姿が見られて成長を感じました。
2.ボタンの開け閉めができる
手先がかなり器用になり、ボタンの開け閉めができるようになる子もいます。
ボタン式のパジャマを着せて、自分で挑戦している様子を連絡帳に書くこともできますね。
昨日、ボタン付きのパジャマを着せたところ、脱ぐ際に○○(子どもの名前)が「自分でやりたい」と言い、ボタンを外すことに挑戦しました。
時間はかかりましたが、一生懸命に指先を使って1つボタンを外すことができました。
できた瞬間、とても嬉しそうな表情を見せ、成長したなと思いました。
3.色の名前を覚えて言う
赤や青といった色の名前を覚えて、話す子もいるでしょう。
赤いブロックを持って「何色?」と聞くと「あか」と答えることもあるかもしれません。
子どもの新たな成長を連絡帳で話題にする例文を紹介しますね。
昨日、○○(子どもの名前)が赤色を覚え、大好きな赤いブロックを持ってきて「あか」と教えてくれました。
自分で色を認識して名前を言えるようになった姿に成長を感じ、とても感動しました。
他の色の名前も覚えられるように、遊びの中で声かけをしながら楽しくサポートしていきたいと思います。
4.2~3語文を話す
2歳児になると、「ブーブー きた」「ワンワン あっち いった」といった、2~3語文を話す子が増えてきます。
新しく話した文を連絡帳で報告する時に使える例文を紹介しますね。
昨日、お散歩をしている時、○○(子どもの名前)が道路の向こうを指さしながら「ワンワン いた」と教えてくれました。
2~3語を組み合わせて話す姿に成長を感じ、私も思わず「ほんとだね!」と返事をしてしまいました。
これからどんな言葉を話すようになるのか、とても楽しみです。
5.自己主張が強くなる(イヤイヤ期)
「イヤ」「ダメ」「〇〇しない」と言い出すのも、2歳児のこの時期です。
一般的にイヤイヤ期と呼ばれる時期でしょう。
対応に苦労する保護者が多い時期でもあるので、苦労していることを連絡帳に書くこともできますね。
昨日、公園で遊んでいた際、帰ろうと声をかけると○○(子どもの名前)が「イヤ」と言ってその場を動こうとしませんでした。
何度か帰る理由を伝えると、地面に寝転がってしまい、対応に苦労しました。
○○の気持ちを大切にしたい一方で、全て叶えることが難しく、接し方の難しさを改めて感じています。
ネタが尽きて書くことない…何を書くか困ったら家庭での様子を書こう!
子どもの発達に関するネタは書き尽くしてしまった…という方にオススメなのは、家庭での様子を書くことです。
次のような内容を連絡帳に書くことができますよ。
- 子どもの体調・怪我
- 食事内容
- 睡眠時間
- 週末の過ごし方・お出かけの様子
- よくしている遊び
どんな文章で書いて良いか分からない…、具体的な例文を知りたいという方は、保育園の連絡帳に家庭での様子を書く例文を紹介した記事をご覧ください。
上記でお伝えした以外のネタも紹介しているため、連絡帳を書く時の参考になりますよ。
<記事準備中>
<まとめ>1歳児の保育園の連絡帳は、発達の状態に合った例文を使うとスムーズに書ける
この記事では、1歳児の保育園の連絡帳で使える例文を紹介しました。
一言で1歳児といっても、できることや興味のあることは様々です。
1歳になったばかりの子ともうすぐ2歳になる子を比べても、全く状態が異なるでしょう。
記事の中では、0歳児や2歳児の記入例も紹介しています。
子どもの様子を正確に先生に伝えたい、連絡帳記入をラクにしたいという方は、我が子に合った例文を選んで参考にしてくださいね。