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【注意】小学校へ薬を持参する時の連絡帳の書き方は? 先生が困らない例文を紹介

【注意】小学校へ薬を持参する時の連絡帳の書き方は? 先生が困らない例文を紹介

小学校へ薬を持たせたいけど…連絡帳にどう書けば良いのか分からないですよね…?

「変な書き方をしたら、先生が困るかも」「失礼になるかも」と心配する方もいると思います。

この記事では、薬を次のような種類に分けて例文を紹介しているので、迷わず連絡帳を書くことができますよ。

記事の中では、連絡帳を書く際に注意したいポイントも説明しています。

「先生が対応しやすい連絡帳の内容にしたい」という方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

目次

小学校へ薬を持参する時の連絡帳の書き方で注意するポイントは3つ

小学校へ薬を持参する時の連絡帳の書き方で注意するポイントは3つ

小学校へ薬を持参する時、先生に連絡帳でお知らせすることはとても丁寧な対応です。

しかし、3つの注意点を確認した上で連絡帳を書かないと、先生を困らせる原因になってしまいます…

連絡帳を書く前に確認したいポイントは、次の3つです。

それぞれの注意点について、次項以降で詳しく解説します。

注意点1:薬の持ち込み自体が禁止されている小学校もある

注意点1:薬の持ち込み自体が禁止されている小学校もある

一部の小学校では、他の児童が誤って飲んでしまうことを防ぐため、薬の持ち込み自体を禁止しています。

我が子が通う小学校が『原則持ち込み禁止』だった場合、連絡帳の書き方以前に持参した時点で先生を困らせることになってしまうでしょう…

また、持ち込み可でも学校ごとに違ったルールがある場合がほとんどです。

我が子の通う小学校は、原則持ち込み禁止でした…

しかし、どうしても必要な場合のみ記名をして持たせ、連絡帳で担任に知らせるというルールです。

薬の説明書の提出が必要、保護者が直接届けるなど、独自ルールがある場合も多いので確認した上で持参しましょう。

我が子の小学校のように持ち込みが禁止されていても、アレルギーや持病などでどうしても薬が必要な場合は例外として対応してくれることがあります。

持参の可否やルールについては、年度初めに配布されたお便りに書いてあることが多いので、手元にあれば確認してみると良いでしょう。

みと

我が子の小学校は『PTA総会要項』に書いてありました!

注意点2:服薬は医療行為であり、先生が行うことは法律で禁止されている

注意点2:服薬は医療行為であり、先生が行うことは法律で禁止されている

学校で先生が児童に服薬させることは、医師法第17条で禁止されています。

医師でなければ、医業をなしてはならない

医師法 第17条』を引用

医業には、薬を飲ませることが含まれています。

つまり、服薬は医療行為であり、医師免許を持たない先生は行うことができないということです。

養護教諭の先生も医師免許を持っていないことがほとんどなので、「保健室の先生ならOK」ということにはなりません。

目薬をさす行為も医療行為となるため、「飲む薬じゃないから良いでしょう」ということにもならないので注意が必要です。

エピペンやインスリン注射など、緊急時や特別な場合に限っては、手続きを経て例外的に対応が認められることもあります。

注意点3:先生にどこまでお願いできるのか理解しておく必要がある

注意点3:先生にどこまでお願いできるのか理解しておく必要がある

前述したとおり、服薬自体を先生が行うことは法律で禁止されているためできません。

先生にお願いできることは、「薬飲んだ?」と声をかけたり、飲む量を一緒に確認したりすることです。

さらに、先生がどこまで対応するのか、学校ごとで独自のルールがあることも多いため、声かけや見守りすらできない場合もあります。

学校に薬を持参する場合は、子どもが自分で飲めることが前提なので、家で練習してから持たせるようにしましょう。

どうしても自分で飲めない場合は、朝夕2回の薬にしてもらう、帰宅してから昼の分を飲ませるといった対応も検討してください。

小学校へ薬を持参する時に連絡帳へ書くべき内容は2つ

小学校へ薬を持参する時に連絡帳へ書くべき内容は2つ

注意点を確認できたら、連絡帳の文章を考えていきましょう。

せっかく連絡帳を書くなら、先生が知りたいを思っていることを的確に伝えたいですよね。

薬を持参することを連絡帳で伝える場合、次の内容は必ず書くようにしましょう。

連絡帳へ書くべき内容
  1. 病名と薬の効果
  2. 薬を飲む時間と量

なんの効果があるか分からない薬を子どもに飲ませることに不安を感じる先生もいるでしょう。

病名と薬の効果が分かっていれば、なぜ必要なのかが分かるため、先生も安心できますね。

先生が薬を飲んだか声をかけようと思っても、飲むべき時間と量が分からないと対応できません。

声かけや見守りをお願いしたい場合は、特に正確に書くようにしましょう。

<例文>小学校へ薬を持参する時の連絡帳の書き方を紹介

<例文>小学校へ薬を持参する時の連絡帳の書き方を紹介

小学校へ薬を持参する時の連絡帳の書き方を種類別に紹介していきます。

持参する薬の種類に合わせて、活用してくださいね。

<薬の種類別>連絡帳の書き方

それぞれの例文を紹介します。

飲み薬

飲み薬は、決まった時間に飲む薬、頓服薬の2種類があります。

薬の種類を分けて、例文を2つ紹介しますね。

決まった時間に飲む薬

朝昼晩など、飲む時間が決まっている薬は、次のように書くと良いでしょう。

お世話になっております。本日、子どもが花粉症の薬を持参しています。

  • 薬の名前:クラリチン錠(アレルギー予防薬)
  • 服用タイミング:昼食後(12時頃)に1錠
  • 服用方法:水で飲みます
  • 注意事項:服用後に眠気が出る場合がありますので、様子を見ていただけると幸いです。

薬は給食袋の中にいれてあります。

自分で薬を飲むことはできますが、忘れることがあるため、給食後に声をかけていただけると助かります。

お手数をおかけして恐縮ですが、お願いいたします。

頓服薬

症状が出た時に飲む頓服薬を念のために持たせる場合は、次のように書くと良いでしょう。

お世話になっております。本日、頭痛がひどい時に飲む頓服薬を持参しております。

  • 薬の名前:カロナール錠200mg(解熱鎮痛剤)
  • 使用タイミング:頭痛がひどい場合に1回1錠服用
  • 使用方法:水で服用します
  • 注意事項:いつもは服用後15分ほどで効果が出ますが、症状が続く場合はご連絡ください。
    保護者連絡先:080-1234-5678(母親:佐藤)

薬は連絡袋の中に入れてあります。

薬を飲むか様子を見るかの判断は、子ども自身でできます。

しかし、辛そうにしていたら「薬を飲んだらどうか」と声かけしていただけると助かります。

お手数をおかけして恐縮ですが、お願いいたします。

目薬

目薬を持参する場合の例文は次のとおりです。

お世話になっております。本日、子どもが花粉症で目のかゆみを訴えたため、目薬を持参しています。

  • 薬の名前:フルメトロン点眼液0.1%(アレルギー性結膜炎治療薬)
  • 使用タイミング:昼食後または昼休み中(12時30分頃)に片目1滴ずつ
  • 使用方法:自分で点眼できます
  • 注意事項:使用後、目がかゆい場合は数分で症状が落ち着きます。

薬は、医師に処方された時の専用ケースのまま、給食袋に入れてあります。

点眼を忘れることがあるため、給食後に声をかけていただけると助かります。

お手数をおかけして恐縮ですが、お願いいたします。

塗り薬

塗り薬を持参する場合の例文は次のとおりです。

お世話になっております。子どもの皮膚疾患治療のため、以下の塗り薬を持参しています。

  • 薬の名前:ステロイド軟膏(リンデロンV軟膏0.12%)
  • 塗布タイミング:体育後または汗をかいた際に、患部へ薄く塗布
  • 使用方法:保湿クリームを塗布後に使用します
  • 注意事項:患部が赤くなった場合は保湿のみ

薬は保湿クリームと一緒に連絡袋にいれてあります。

子ども自身で塗布ができますが、塗布前にかきむしってしまうこともあるため、かゆそうにしていたら薬を塗るように声をかけていただけると助かります。

お手数をおかけして恐縮ですが、お願いいたします。

みと

薬の特性や学校の対応に合わせてアレンジして使ってくださいね!

<まとめ>小学校へ薬を持参する時は、学校や先生がどこまでできるか確認して連絡帳を書く必要がある

<まとめ>小学校へ薬を持参する時は、学校や先生がどこまでできるか確認して連絡帳を書く必要がある

この記事では、小学校へ薬を持参する前に確認する注意点と連絡帳の書き方について説明しました。

薬の持ち込みが禁止されていることを知らなかった、先生ができないことまでお願いしていたといった事態にならないよう、連絡帳を書く前に注意点をきちんと確認してくださいね。

また、先生が「連絡帳を見たけど、よくわからない…」と困らないよう、例文を参考にして必要なことは漏らさず書くようにしましょう。

事前準備を行った上で薬を持参すれば、先生と良好な関係を築きながら、子どもの体調管理もできるので安心ですね。

小学校へ薬を持参する時の連絡帳の書き方に困っていた方は、ぜひ実践してみてください。

<参考文献>
看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会 . “「医行為」について” . 厚生労働省 . 平成15年https://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/02/s0203-2g.html#top

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